2016年 05月 20日
2016年のチーズたち
今年から牧場とチーズ作りをメインに活動しています。
2016年6月現在製造しているチーズをご紹介していきます。
一番の看板商品です。フレッシュなリコッタ。季節によって蒜山のジャージーミルクや自家牧場の山羊、羊ミルクを使用し、イタリアシチリア島で伝授された手間暇かけた手作りの製法にて製造。出来立ての美味しさに焦点をあてたミルキーでジューシーな味わいが特徴です。笊に上げたままパックするので日が経つと水分が抜け味わいが変化します。優しく素朴な味わいを楽しんで下さい。
今年は羊のミルクが搾れました!羊乳入りは独特の風味と甘みがありお勧めです!
楽しみ方
そのままパンで
・ハード系のパンとオリーブオイルでシンプルに
・食パンならトーストの上にのせてはちみつやジャム、ハム、ツナなどお好きな食材と
・クロワッサンならリコッタに砂糖や蜂蜜を混ぜてクリーム状にして挟んで
蜂蜜と
・柑橘系や栃など樹木系の香りが相性が良いようです
パスタ
・トマトソースのパスタ(トマトとなすのパスタや肉の煮込みトマトソースパスタなどに最後に絡めて)
・クリーム系パスタ(ホウレンソウやフダンソウなどのクリームパスタに最後に絡めて)
・出来るだけフレッシュなリコッタをそのまま茹で汁で伸ばしパスタソースとして レモンの皮などすりおろして。
・ラビオリやトルテッリの中身として
※注意 火を入れ過ぎると食感がぼそぼそして風味が飛びます。温める程度が美味しいです。
サラダ
・シンプルなトマトレタスなどのサラダにそのままのせて美味しいオイルと御酢、塩だけで 醤油系ドレッシングでも
デザート材料
・カンノーロ、タルト、カッサータシチリアーナ、ティラミス、セミフレッド、ムースなど
・泡立てた生クリームにリコッタを混ぜるだけで上等なホイップが出来ます。スポンジなどと合わせても美味しいです。 ・蜂蜜をかけるだけでデザートとして美味しいです
2013年ALLJAPAN審査員特別賞、フレッシュ部門部門賞受賞。
酸凝固タイプ。トスカーナの農家から受け継いだ乳酸菌で山羊と羊のミルクをじっくり24時間かけて発酵させ水分をぬき、蒜山のクマザサの葉で包んで熟成2週間しています。さわやかでありながら濃厚なミルクの味わい。追熟させると深みが増して美味しいです。
そのまま切ってサラダなどと一緒に。ドライフルーツや白ワインで。
カチョッタ
ハード、セミハードチーズ。田舎風チーズ。山羊、羊、牛のミルク季節によって使用するミルクは代えながら、素朴な田舎のおばあちゃんが作るような手作りの味わいを追求しています。通常お出しするのは4か月未満の若いタイプ。軽く酸味がありなめらかで美味しいパンとサンドイッチなどにしていただくのがお勧めです。
プローヴォラ
ひょうたん型のお湯で練って作るパスタフィラータタイプのチーズ。ジャージー牛乳製。稀に混乳製。じっくりと乳酸発酵させることで味わいに深みが出ます。本場と同じ1kgサイズで成形。熟成してもフレッシュ気味でも美味しいです。焼くとバターの様な深い風味。
トーストによく合います。フライパンなどで焼き、オレガノや胡椒をふって食べても美味しいです。
2015ALLJAPANパスタフィラータ部門部門賞受賞。
蒜山のジャージー牛、山羊、羊の三種混乳製。塩水でチーズを一月ほど定期的に洗うことで独特の風味と旨味があるチーズ。仕上げに蒜山ワインの山ぶどうグラッパで洗っています。熟成したものはとろりとクリーミーでコクがあります。パンにのせて食べるだけで美味しいです。ジャガイモなどのグラタンでも。
リコッタ サラータ
塩漬けのリコッタ トマトのパスタなどにすりおろして食べると美味しいです。